Rock'n Rose High School☆696hs

アロマテラピー&子育て&心理学

お父さん!出番ですよ!Part2 愛する妻の救い方 具体例

こんにちは、696hsへようこそ。

 

5人子育て中、アロマテラピーインストラクター 

放送大学で心理学勉強中、ミナコです。

 

 

昨日は、時代背景等から母親にのしかかる責任の重さ

孤独を感じる母親、そして、それを救うのは父親である。

という記事を書きました。

www.696hs.net

  

 

昨日の記事と同じく

表現をわかりやすくするため

一般的に数の多い「母親」「妻」「夫」「お父さん」などの

表現を利用させていただきますが

マイノリティな方は、それぞれに置き換えて読み進めてみてください。

また、ひとり親家庭、または、それ以外の少数派家庭の方も

ご自身の環境に合わせた役割としてお読みください。

 

 今日は、昨日の記事に続き

では、母親(妻)の孤独を救うために、夫は一体、何をすれば良いのか?について

考えてみたいと思います。

 

もくじ

 

夫は家事育児を夫婦で協力してやっていると認識しているが・・・

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kimi21さんによる写真ACからの写真

三菱UFJリサーチ&コンサルティングデータによると

 

母親と父親が同程度に育児に関わっていると考えているのは

母親で→8.4% 

父親で→24.1%

 

また、、母親が主たる育児者であると認識しつつ

自分自身の子育てに関して

十分である、ある程度十分であると考えている

父親の割合→63.2%

 

子育て支援等に関する調査(2014)三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)


この2つの調査結果から

 

父親は、自身の育児参加に対する自己評価は高いものの

妻は、自分と同程度に父親が育児には参加していないと考えていることが

わかります。

主たる育児者は母親と認識しつつ

自己評価が高いということは、そもそも

「お手伝いとして参加しているうえで自己評価が高い」 

という方が大多数ということでしょうか?

(あ、ごめんなさい。ついつい自分の感情にかたよってしまいました。)

 

これでは、共働きの家庭が多い現在では、妻の不満が大きくなりますよね。

 

ついでに、日本と海外における父親の育児参加時間ですが

残念ながら諸外国に比べ、特に先進国ではワースト1です。

なんと39分!

日本の父親の育児時間

母親→3時間超え  

父親→39分!

総務省 社会生活基本調査(2011) 

 

出典がちがいますので多少のズレがありますが

ちなみに父親の育児参加がもっとも長いのはノルウェーです。

1時間を超えています。

town.chupea.jp!

  

 

ただ、並べてきた一連の事情については

日本の社会情勢

会社の雇用形態

男性の育児休業の取りづらさなどの背景がありますので

父親側としても

もっと育児に参加したい!と思いつつも参加出来ない 。

という事情も同時にあることを記しておきます。

 

妻の孤独を救うのは夫の育児参加である!

このあたりについては昨日の記事を参考にどうぞ。

妻の孤独は、夫の育児参加、または、夫婦共通の育児理解です。

 

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夫か母親としての妻の孤独を救うためにできる具体的な育児協力

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カメラ兄さんさんによる写真ACからの写真

 

育児の協力は分かりやすいです。

生まれたばかりでも少し大きくなってもとにかく子供の面倒をみましょう。

・泣いたら抱っこする

・オムツを変える、排泄の世話をする

・ミルクや食事をあげる

・一緒に遊ぶ、公演などに連れていく

などです。この辺は、見ていればわかるし協力している夫も多いでしょう。

 

ちょっと分かりづらいのは

妻が育児で手が離せない時の家事協力です。

例えば、授乳中や、グズる子供に妻が対応している間にも時は過ぎていきます。

授乳したり、子供に対応しながらも

妻の頭の中には、あれこれやらなければならない家事が浮かびます。

たまった洗濯物の片付けであったり

風呂掃除であったり

食事作りであったり

他の兄弟の面倒であったり

 

妻は心の中できっと思っています。

 

「暇なんだからやれよっ!」

 

協力できる家事がわからないときも多いと思いますが

わたらなくても

妻が忙しそうにしているときは

「忙しそうだけどなんかやろうか?」と聞きましょう。

なぜから男性の家事協力は

料理、洗濯、ゴミ出しに限られているという話もありますが

その他にも、たくさんの家事を妻は担っています。

 

切実な妻の声がつまっています。

www.asahi.com

 

また、24時間子供と向き合う妻は自分ひとりの時間が欲しいものです。

いつもありがとう。の言葉とともに

たまには、子供を預り妻に外出してもらいましょう。

特に、専業主婦はお金を使いづらいものです。

ひとりででかける

美容院やエステ、ショッピングなどは良い気分転換になります。

   

思春期くらいになったら具体的な面倒はいりませんが

子供が興味のあることを一緒に楽しんだり興味をもったり

子供への関心は話さないようにしましょう。

また、部活屋スポーツクラブなどの負担が妻だけにかかっていないか

振り返ってみましょう。

人間関係などの負担が大きい時もあります。

肉体的な負担を減らすことはもちろんですが、

無理な時は話をきいてあげましょう。

 

 

家事育児を手伝う時間がないお父さんができること

前述の通りてますが 

もっと子育てに関わりたい、と思いながら

なかなか、子育てに関わることができない夫もいます。

(飲み会や遊び、趣味で39分!は論外です。)

 

この場合、実際に育児家事に参加しなくても

夫婦が子育てへの共通理解があることで

妻(母親)の育児不安が減ります。

 

夫婦というものは努力なくしては成り立たないものです。

 

この場合は、夫婦ふたりだけの時間を頻繁につくり

積極的に子育ての話をしましょう。

 

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 妻のイライラ感が減れば

 子供へも余裕を持った対応ができ

子育て、家庭が気持ちの良い時が流れ始めます。

 

そのカギは夫にあるのです。

 

お父さん、出番ですよ!