Rock'n Rose High School☆696hs

アロマテラピー&子育て&心理学

子供の忘れ物は届けた方がいいのか?届けない方がいいのか?

こんにちは。ミナコです、

 

10月の終わりから、子供の予定が怒涛のような忙しさです。

あまり忙しいと、うっかり予定を忘れてしまうことがあるので

Googleカレンダーで予定を教えてもらったり

家族のスケジュールカレンダーで、何回もカレンダーを確認したり

頭の中で反芻したりしています。

子供の数が多いと

予定を間違えないようにするだけで必死です。
 

 今日な、子供の忘れ物についてです。

 

もくじ

 

子供が忘れ物をしない、ということはそれだけでかなりハードルが高い 

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写真ACより引用

わたしは外出の際、あまり忘れ物はしませんが

(たまにはあります。)

子供の頃は、授業に必要なものをよく忘れました。

(関係ないですが産後は物忘れが酷くなりました。) 

 

高校生の頃は、何回かお弁当を忘れて

届けてもらったこともありました。

 

考えてみれば

大人の荷物は、それほどでもありませんが

子供が学校へ行く時の荷物は

5時間から6時間分の授業の用意

筆記用具、提出物、給食関係、体操着

ピアニカ、図書バッグ

歯ブラシコップ上履きなど

曜日によって違ったり

また、日によって特別な持ち物があったりして

わたしのできる許容範囲を超えていたのかもしれません。

大人になった今だって

これだけの持ち物が入れ替わり立ち代りあれば

忘れ物をしない自信が全くありません。

 

むしろ、ほとんど忘れ物をしていない子供は

それだけで、充分、尊敬できます! 

 

ほとんど毎日、忘れ物をしないということは

ただそれだけでかなりハードルが高いと思うのです。

 

 

忘れ物をしていったら届ける?届ない?どっち派?

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写真ACより引用

忘れ物が多い子供がいます。

例えば、今日の登校に上履きを忘れてでかけてしまった。

あなたがその子供の親だったとして

自分が手が空いていたとしたら届けますか?届けませんか?

どちらでしょうか。

 

手が空いていても、届けない人は

いつも親がやってあげていると自分で出来ない子供になるから。

忘れ物をして、先生に叱られたり困ったりすれば

よい経験になるから、次から忘れなくなる。

というご意見かもしれません。

 

または、きつく叱れば忘れなくなる、と

言う方も いるかもしれません。

 

でも、忘れ物が酷く頻繁な子供の場合

これらの方法はあまり効果がない、ということがありませんか?

 

子供は、みんな違います。

困った経験をすれば次から気をつけよう。

と思い、それが出来る子供がいるかもしれませんが 

次から気をつけようと思っても、それが出来ない子供もいます。

 

また、そもそも、上履きを忘れて

すごく困る子供もいるし

あまり気にしていない子供もいます。

 

子供は、みんな違うので

同じように困った経験をさせても

同じようには成長しないのです。

もちろん、困った経験をしたら出来るようになる子供もいるでしょう。

 

忘れ物を届けると子供は親がいないとできない子供になるのか?

個性や特性、年齢にもよりますので

一概には言えませんが

忘れ物を届けることは

基本的には、わたしはOKだと思います。

でも、赤えんぴつや消しゴムまではやりすぎではないでしょうか。

鉛筆や消しゴムは、隣の子供や先生に借りることが出来ます。

 

子供の困り感で判断してはいかがでしょうか。

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アヤパゴスさんによる写真ACからの写真

 

例えば、

小学生が遠足に持っていくお弁当を忘れたら

困ると思いますが

高校生ならばお金を持っていますし

買える場所、学食などの食べる場所があれば困りません。

 

ですから

小学生が、遠足にお弁当を忘れて行ったら

可能な限りは届けますが

高校生のお弁当は届けません。

 

また、例えば、高校生の息子の教室に

お母さんが弁当を届けたりすれば

息子はしばらく口も聞いてくれなくなるでしょう。

 

でも、高校の文化祭で発表がありギターを弾く時に

ギターを忘れて出かけたとして

誰にも借りられない状況にあり

本人も希望していれば迷わず届けます。

 

本当に困るものは、届けてあげても良いと思います。

その程度では、子供はマザコンになったり

親がいないとダメな子供にもなりません。

 

むしろ、困っている時に助けて貰った子供は

他人が困っている時に

他人を助けてあげることができるようになるでしょう。

 

子育てに大切なのは 

「親が教える」よりも「共感」です。

 

困っている時に困っていることに共感してもらえた子供は

他人が困っている時に他人が困っていることに、きっと共感できるでしょう。

 

頻繁に忘れ物をするのは

ひとつの個性で(特殊な場合は、うつなどの病気のこともあるかもしれません。) 

意図的に

決して、先生や親を困らせよう、怒らせよう、としているわけではやいのです。

 

どうか叱らないであげてくたさい。

叱ってもできるようにはならないのですから。

 

個性ならば仕方がないのか?

個性ならば仕方がないから諦めるしかないのか?

 

苦手なことは大なり小なり誰にでもあります。

忘れ物をする子供には

大抵、好奇心が旺盛などの、良いところもかならずあります。

 

では、叱ってもできないのだから苦手な部分は放っておけばいいのか?

 

どんな工夫をすれば

苦手な部分を工夫できるか一緒に考えてあげましょう。

 

 

大人なら

忘れ物防止タグみたいな商品が販売されていますが 

小学生中学生では無理そうです。 

学校の荷物は、なるべく一箇所にまとめる

年齢により、前の晩に一緒に確認する

など。

また、工夫次第で付箋は結構使えます。

忘れそうなものをメモして

カレンダーやスケジュール帳に貼ったり

筆箱など必ず使うものに貼り付けておいても良いでしょう。

 

書いたメモを手に巻き付けられるバンドもあります、

 

他にも出来そうな工夫がありましたら

コメント欄やブクマコメントより盛り上げてください。 

 

 2019年12月11日 記事を加筆修正しました。