こんにちは。
子育て、アロマ、心理学
696hsへようこそ。
タイトルを「あなたの子供が勉強をしない理由」にしましたが
ウチの子供が勉強をよくやっているというワケではありません。
個人を尊重して我が家の子供たちの事情には詳しくは触れませんが
いまのところ、我が家で一番、勉強しているのは
間違いなく、放送大学勉強中の私です。間違いありません。
どうして、ウチの子勉強しないのかしら?と
思っているお母さんたちの疑問に寄り添いたいと思います。
て
子供が勉強しない5つの理由
1・勉強が嫌い、苦手
勉強が嫌いになればなるほど勉強をしません。
誰だって嫌いなことはできれば避けたいものです。
また、苦手なことに取り組むのは労力がいるし
自分はこの科目ができないんだな。という苦手意識から勉強が嫌いになることがあります。
ただ、小学校に入った当初は勉強して世界が広がることを楽しんでいたはず。
苦手意識以外にも、勉強嫌いの原因がどこかにあるはずです。
勉強嫌いになりうる原因
・苦手意識
・勉強量、宿題量、難しいテスト、年齢や個性よりはるかに難しい勉強
簡単に言えば、高すぎるハードルはやる気をさげるということです。
逆に言えば、飛べそう!と思えるくらいのハードルは負担にならないでしょう。
・「勉強しなさい」の声がけ→3で後述します。
2・勉強の必要を感じていない
小学生くらいではあまり疑問に思わないかもしれませんが
中学生くらいになると
「こんな勉強、社会に出て役に立つの?」 と感じることや
また、将来の夢喪がはっきりしていない事が多いなどから
勉強の必要性を感じていない場合があります。
家庭により教育方針は違うと思いますが
勉強することが大切だ、と思われる方は
なぜ、勉強することが大切なのか!
親の価値観を子供に伝えておくことは
子供の判断材料、価値観の形成に影響力はあるかもしれません。
3・親が「勉強しなさい」と言っている
これは、ダメです。特に即効でヤル気をなくす効果があります。
本来、人間は「自分で決めたことを自分で行動したい生き物」です。
心理学では、心理的リアクタンス効果、ブーメラン効果 などとよばれます。
自分の事に置き換えてみると簡単にイメージできます。
そろそろ、汚れていたトイレを掃除しなくっちゃ。と思っているところへ
義母より「汚れてるからトイレ掃除しなさいよ。」と言われたり
そのあげく「どうしてやらないの?ホントに困った嫁だね!」と言われれば
ムカッ!ときたり、さらには「頭にきたから絶対やってやるもんか。」 と
思いませんか?
(義母のセリフ部分は、夫などその他の家族や職場の仲間に置き換えても一緒です。)
子供だって同じです。
特に、毎日のように繰り出される
「勉強しなさい!」や「宿題やったの!」は
勉強嫌いになってしまいます。
この、「勉強しなさい!」や「宿題やったの!」は
実は親の不安の解消です。
ついつい、でてしまいがちですが
子供に勉強してほしいのならば実は逆効果なのです。
4・勉強に集中できる環境にない
例えば、両親や家族の不仲、生活(貧困や病気など)の心配など
家庭が安心できない環境であったり
友達関係や学校でストレスを感じている場合
その事で、頭や体が一杯になってしまい
勉強どころではない、という場合があります。
子供の問題行動の原因が、家庭環境や親の対応にあるならば
子供を叱るのは無意味です。
問題行動がなくてもかていを安心できる場所にしておいたほうが
良いに越したことはありません。
5・他に夢中になることがあり勉強する時間がない
偉人は大抵において変人です。
おかしな実験ばかりしていたエジソン。
高校生の頃から自作のパソコンを作り
学校で友達に売りつけていたスティーブンジョブズ。
なにか熱中できることがあることは素晴らしいことです。
ひょっとしたら、学校の勉強ができることより素晴らしいことかもしれません。
勉強する時間がないほどに熱中したものは
偉人とまではいかなくとも、きっと人生を支えることになるでしょう。
勉強しないからダメ!と頭ごなしに叱らずに
視点を変えて、うまい関わり方を一緒に考えてあげましょう。
最近では、学校の宿題に「自主学習」というのがある場合もありますので
熱中したり夢中になれるものを自主学習にするのも良いですね。