Rock'n Rose High School☆696hs

アロマテラピー&子育て&心理学

受験生の親は不安でたまらない?!


こんにちは。 

アロマ、子育て、心理学。696hsへようこそ。

ミナコです。

 

受験生の子供がいて心配でたまらないお母さんお父さん

 

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nanairo125さんによる写真ACからの写真

中学受験、高校受験、大学受験など

色々な受験がありますが、

今日は、子供の話ではなく

受験生の子供を持つ親が

「子供の受験が心配でたまらない!」という場合に

その不安とどのようにつきあうか?について考えてみたいと思います。

 

 

もくじ

 

不安はどこから来るのか?

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桃パピコさんによる写真ACからの写真


 

兄弟が何人かいる場合、初めて子供が受験をする場合は特に不安になります。

これは、個人差があるものの

人間はよくわからないことに対して不安を感じるものだからです。

お子さんをお持ちのお母さんは、自身の経験を振り返れば分かりやすいですが  

初めての妊娠出産は、それまでの人生に一度もなかった経験で

産科医や助産師、自分の母や友人のサポートがありつつも不安が募ったことでしょう。

ところが、二回目の妊娠出産、三回目の妊娠出産と続けは

一般的には不安が少なくなるものです。 

これは、経験により

一連の流れや、起こりうることがらについてある程度の想像がつくからです。

あ、こんな感じで進むんだ。という流れが経験により掴めているからです。

ですから、自分の子供が初めて受験をする場合は

今まで経験したことがない  未知のことで不安な気持ちになるのは

当然のことと言えます。 

 

子供に口うるさくしたり叱りすぎるのは実は親自身の不安の解消である

 

自分の子供は勉強ができない

自分の子供はいつもなんかやらかす

自分の子供が周りの子供に比べて劣っているようにみえる

 

などの気持ちがベースにあり

つい、子供に口うるさく指示したり

叱りすぎたりしてしまうことはありませんか?

 

心理学から見ると

自分への信頼感と他人への信頼感は基本的にリンクしています。

 

つまり、

つい、口うるさく指示したり叱りすぎたりしてしまう場合

自分の不安(自分を信頼できないことによる不安感)を

子供へこうした行為を行うことで解消している、と言えます。

 

また、自分の延長線上に子供がいるように感じていたり

自分と子供がくっついているように感じている場合もあります。

 

課題の分離にチャレンジしてみる

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フォトACより引用

心理学者のアドラーの言葉に「課題の分離」という表現がありますが

この表現を使うと

「自分と他人を分けて考える」ことがわかりやすくなります。

 

様々な人間関係のトラブルは、この「自分と他人を分けて考える」ことが出来ない所から

発生してきます。間違いありません。

 

課題の分離は簡単に理解できますし、

実行していけばだんだんできるようになり

人間関係がラクになってきます。

理解は簡単です。

その「課題」は、誰の課題なのか?

自分の課題なのか?他人の課題なのか?を分けるだけです。

  

どの場面でも使えますが

今回の記事ならば「受験」です。

 

受験は誰の課題なのか?

志望校の選択はだれの課題なのか?

受験のための勉強は誰の課題なのか?

 

これらの課題は全て子供の課題です。

子供の課題に侵入してはいけません。

子供の課題と親の課題の間にはきっちりと線引きをしましょう。

受験にまつわる全ての子供の課題について侵入しないようにしましょう。

 

 

なぜ、子供の課題に侵入してはいけないのか?

例えばですが、

支配的な親であり子供の課題を全てにおいて

親が支配してしまえば

子供の人生は

自分で決めることがなくいつも親の顔色を見て決めることになってしまいます。

逆に、支配的でなくても

親の感情により子供の課題を操ろうとしても結果は一緒です。

簡単に言えば、泣き落としのようなことです。

 

親の顔色や他人の顔色を伺い

自分がどうするかを決めるのは自分の人生とは言えません。

 

志望校の選択

受験に向けて勉強するか?しないか?

全て自分で決め

そうして決めた自分の選択には

自分で責任をとることが大切なのです。

 

では、受験にまつわる全ての事柄は

子供の課題だから放っておけば良いのでしょうか?

 

これは違います。

 

子供にできないことや、失敗や上手くいかないことのサポート

情報の提供、子供が助けを求めている時などは

積極的にサポートをしましょう。

これらは、むしろ親の課題でしょう。

 

具体的には

志望校選択の際の相談にのる

経験からある知識を話す

塾や受験会場への送迎

費用の用意

体調管理のための環境づくりや配慮

食事作りなどでしょう。

 

子供が勉強をしない場合は?

勉強しないからといって

どんなに叱っても勉強はしませんしむしろ、逆効果です。

どんなにうるさく言っても無駄です。

子供が勉強をしなかったらするべきたったひとつの行動は

あきらめることだけです。

 

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自分の不安は自分で 解消しよう

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フォトACより引用

上記しましたが、親が感じる不安は親自身のものです。

もちろん、子供は不安を感じているでしょうが

ふそれは、子供の課題です。

親は、不安な子供をサポートすることはできますが

不安を解決することはできません。

親の感じる不安と子供の感じる不安を

ごちゃ混ぜにしないようにしましょう。

 

自分の不安は子供にあたることで解消せずに

自分自身で解消しましょう。

 

不安解消の具体例をあげてみます。

 

・誰かに聞いてもらう

不安なことは誰かに語ることで

問題が明確にみえてきたり、

共感してもらえて気持ちが楽になったり

人生の先輩の体験からヒントを得たりすることができます。

 

同じような環境にある人や

友人や先輩などに話して不安を解消しましょう、

 

誰にも話すことができない場合や

体調が崩れるなど深刻な場合は

専門機関や、心理士の行なうカウンセリング、

相談期間で不安を話しても良いでしょう。

 

くれぐれも、心に空いた隙間を

怪しい宗教や、心を利用するビジネスなどで埋めないように注意しましょう。

 

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・アロマテラピーで解消

アロマテラピーは、スピリチュアルでも不思議なものでもありません。

医療や治療ではありませんが、科学的根拠のあるものです。

 

人間は感情のネットワークモデルといって

脳内ではマイナスの感情がマイナスの記憶にどんどん

繋がってしまうことがわかっています。

こうならないうちに、

アロマテラピーなどで気分転換をして不安を解消しましょう。

 

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・まずは自分の人生を自分が楽しむ

これは、自分の楽しみや怠けや快楽のために

子供を後回しにするという意味ではありません。

 

子供の人生と自分の人生の間の線引きをキチンとし

自分の課題をみつめ、もくもくと自分の課題を遂行しましましょう。

あなたの課題は

子供のは人生を無理やり左右することではないはずです。

自分の課題は遂行しながら

子供に必要なサポートはしっかり答えてあげましょう。

別々の個人でありながら愛情をかけるということです。

 

特に思春期くらいになると、自分のことは自分でできるので

どんなふうに関われば良いかわからない方がいるかもしれませんが

子供への関心は離さないようにしましょう?

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アメリカインディアンには

 

乳児期は、肌を離すな

幼児期は、肌を離して手を離すな

少年期は、手を離して目を離すな

青年期は、目を離して心を離すな 

 

という意味の教えがあります。 

 

ここで言う少年期、青年期が、いつくらいかははたきりしませんが

思春期が少年期後半から青年期と仮定すると

思春期入口くらいならまだ、目を離さず

さらに、青年期になっても心を離してはいけないのですね。