こんにちは。
放送大学の単位認定試験の前で
毎日、勉強しています。
今日は、 最近、学んだ中で
日常生活に役立ちそうな心理学のお話です。
もくじ
私達は人それぞれの「受け取り方」をもっている
私達は、ある出来事に付随して「受け取り方」があります。
しかし、この「受け取り方」は
ある出来事ひとつに対して、人それぞれで、違います。
人には、それぞれの「受け取り方」があります。
例えば、飲食店などで
店員さんが明らかに、無愛想だったとします。
ある人は、
「無愛想だったけど私が何か悪かったかな?」
と感じるかもしれませんが
別の人は、
「無愛想で接客業にはむいていない人だな。」
と感じます。
まだまだ、他にも色々な「受け取り方」があり
心理学ではこれを「認知」とよびます。
考え方のクセみたいなことで
この「認知」(受け取り方、考え方)が
いつも、自分を苦しめてしまうほうへ向いてしまう場合があります。
自分でできる認知行動療法のやり方
A→出来事
B→ビリーフ
(出来事に対するその人の態度や評価を伴った認知、思考観念 )
C→結果
この、B ビリーフを変化させることができれば
出来事に対して適応しやすくなります。
これは、「認知行動療法」の中のひとつです。
カウンセリングなどで手伝ってもらうと
スムーズですが
自分でも生活に取り入れることができます。
1・最近の「出来事」のなかで、不快な感情が続いていることを書き出す。
例→友達数人が話しているところへ私が行くとみんながバラバラに去っていった。
2・自分が、その「出来事」にどのように意味づけし、不快な感情を強く、長引かせているか自分に問いかける。その「出来事」に対する自分の認知を書き出す。
例→私の悪口を言っていたのでは無いだろうか?と感じ、それから友達に嫌われているのではないだろうか、と感じ不安に思っている。
そのような状況があると、私は嫌われているのではないだろうか?と不安になり
1人で考え込んでしまう。
3・それをどう意味づければ、より現実的に対処していけるかを考える。
例→私が近づいたタイミングで友達がみんなバラバラに去っていったからといって
私が嫌われているからみんなが去っていった、とは限らない。
ちょうど仕事に戻るタイミングだったのかもしれない。
今度は、クヨクヨ考えていないで、どんどん自分から話しかけてみよう。
4・↑ で考えた、新しい認知を赤字で紙に書きとめ、声にだして自分に言い聞かせるように読む。
例→ どんどん自分から話しかけてみよう。
このように、自分の認知を変えて
次回はどのように行動しよう。
と決意することで、自分を苦しめる状況を緩和することができます。
負の感情は負の感情を呼び起こす
バウアーの
「感情のネットワークモデル」によると
感じている感情は、記憶のネットワークを伝わり
その感情と関連する記憶にアクセスする。
との事。
つまり、負の感情は過去の負の感情を呼び起こしてしまうのですね。
考文献
放送大学テキスト 心理臨床の基礎 小野けい子
自分が今、どんな感情を持っているか?
と、自分を振り返ることは
出来事の結果にも繋がるのです。
状況が深刻に踏み込んでしまえばしまう程に
解決には時間がかかります。
感情のネットワークが
負の連鎖でいっぱいにならないうちに
気分転換し
前向きに考えたり
気分よく過ごせるようにしたいですね。
気分転換にアロマテラピーを
人それぞれ
色々なリフレッシュの方法があると思いますが
気分転換にアロマテラピーは有効です。
イライラが激しい時→ペパーミント
落ち込み →フランキンセンス、グレープフルーツ
緊張、バニック→ネロリ 、イランイラン
気持ちを落ち着ける→ラベンダー、マンダリン
色々な感情に対応する精油はこの限りではありません。
精油を選ぶ時は
できれば、店頭で心地よく感じる香りを確認しながら選ぶことをオススメします。
その時、心地よく感じる精油の香りが、その時の感情を助けるのです。
また、香りは2種類以上を組み合わせると
楽しみも効果も倍増します。
何と何を組み合わせてはいけない、などはありません。
肌に触れる場合は知識が必要です。
芳香浴で楽しむ場合は
1回につき5滴を上限として楽しみましょう。
芳香浴には、アロマポットがあると便利です。
水をはっておいて精油を落として使います。
精油はある程度の値段を出さないとアロマテラピーが成り立たない場合が
想定されますが
アロマポットは、低価格のもので大丈夫です。
ロウソクで焚くタイプや電気で温めるタイプがあります。
眠ってしまう心配があるときは電気のタイプのほうが安心ですね。
※子供やペットがいる場合は刺激が強い場合が安良里ますので注意しましょう。
2019年12月4日 加筆修正しました。